技あり!職人系メガネの世界②
皆様こんにちは。
大丸京都店メガネサロンです!
前回は職人の手による彫刻ウッドフレームをご紹介しましたが
それにも負けないもうひとつの職人技、
彫金
~ちょうきん~
の奥深い魅力をご紹介いたします!
彫金というのは、丸メガネの金属面などによく見られる
こんな模様↓
これをつけていく作業全般を指す言葉です。
実はこの模様、今は大半のフレームが機械での型押しか、
レーザーによる刻印でつけられています。
そんな中、昔ながらの手作業にこだわって
職人による手彫り彫金を施した
「水島眼鏡」のフレームが
こちら!
昔ながらの鏨(たがね)で
ひとつひとつ彫り込んでいく
手彫り部分は…
こうなっております!
…これ全部手作業ですよ?すごい…!
メガネが世の中に出回りだした100年ほど前のおはなし。
当時は材料の金属に今のようなメッキや樹脂塗装を施し、
カラフルなメガネを作ることがまだできませんでした。
そこで金属面に装飾性を持たせて高級感を出し、
さらに光沢や風合いの変化を楽しむために
彫金の手法が取り入れられるようになったそう。
また、職人の技量とイマジネーションがはっきり現れるため
工房ごとの腕前を競いあう部分でもあったようです。
今回ご紹介した「水島眼鏡」のシルバー/サンプラチナ製
手彫り彫金フレームの他にも、
来月18日から開催の「大丸京都店メガネフェスティバル」では
こんな職人技がキラリと光る、
ジャパン・トラディショナル・アイウェア
を大特集いたします。お楽しみに♪