<老松> 新年迎春生菓子
今回は本日販売開始の新年迎春生菓子をご紹介いたします。
朝明け 薯蕷きんとん製 こし餡 (左上)
1個 540円(税込)
令和8年の歌会始のお題「明」にちなみ、日が昇り段々と明るくなっていく様を表現いたしました。
午の春 道明寺製 白餡 (右上)
1個 518円(税込)
干支「午」にちなみ、紅と緑に染め分けた道明寺で白餡を包み華やかな早春を駆ける馬の焼印を押して表現いたしました。
神の梅 こなし製 白こし餡 (右下)
1個 518円(税込)
[東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ]
太宰府に向かう道真が旅立ちの際に詠んだ歌です。梅を愛した学問の神様である菅原道真ゆかりの北野天満宮梅苑では、1月から3月中旬まで、紅梅、白梅、一重、八重と様々に梅が咲き競います。こなし製の「神の梅」は北野天満宮の紅梅にちなみ創菓致しました。
春慶 薯蕷製 緑餡 (左下)
1個 540円(税込)
[花をのみ まつらん人に 山里の 雪間の草の 春をみせばや]
こちらは藤原家隆の詠んだ歌です。
人が手を加えずとも雪間から萌え出す新芽のように清らかで力強い生命の美、春を待つ心を菓子に映してみました。
純白の薯蕷を雪に、中餡は白こし餡を緑に染め雪の下の生命を表現しました。
上に乗せた紅白の二本のこなしの水引は春の慶びを表現しています。

花びら餅 羽二重餅製 味噌餡
1個 702円(税込)
羽二重餅の中に白味噌餡と蜜漬けの牛蒡。
柔らかな餅と、白味噌のまろやかな甘味と塩味、牛蒡の風味が心地よく口の中に広がります。
花びら餅の由来は所説あります。
都には古くから「歯固め」という、鏡餅と大根や瓜などの野菜、猪や鹿などの肉を食べて長寿延命を願う行事があり、「歯固め」を簡略化したものが「宮中雑煮」。さらに「宮中雑煮」を菓子にしたのが花びら餅と言われています。
新しい年の始まりに、老松の生菓子はいかがでしょうか。
※お日持ちは「朝明け」「午の春」「神の梅」「春慶」が2日間、「花びら餅」は3日間でございます。
※数量限定の商品のため、売り切れの場合はご容赦ください。
迎春生菓子とのお詰め合わせも可能でございます。
是非、この機会に大丸京都店<老松>へお立ち寄りくださいませ。



