壊れた器に新たな価値を。大切な器と長く付き合えるサステナブルな伝統の技「金継ぎ」 。
壊れた器に新たな価値を。
大切な器と長く付き合えるサステナブルな伝統の技「金継ぎ」 。
■3月22日(金)から
■4階〈大丸金継ぎサロン〉
みなさんは金継ぎという技法をご存じですか?
金継ぎは“金繕い”とも呼ばれ、割れたり、欠けたり、ひびが入ってしまったりした陶器を漆で接着し、漆の部分に金粉をまいて仕上げる日本の伝統的な修理法です。
金継ぎが本格的に行われるようになったのは茶の湯の文化が花開いた室町時代の頃といわれ、当時から修復した部分を「景色」と呼んでその美を愛でたのだとか。その言葉の通り、熟練職人の技によって新たな命を吹き込まれた器には、修繕という枠を超えた独特の美しさが宿ります。
最近ではこの金継ぎの技が見直され「多少金額がかかっても思い入れのある器を修理して使いたい」という人が増えているほか、各地で金継ぎのワークショップも行われるなど、ふたたび脚光を浴びています。
金継ぎを利用することは、モノを大切に長く使うことと同時にその技術の継承にもつながります。今の時代に求められているサステナビリティを体現したかのような金継ぎの技は、今後もさらに多くの人に求められ受け継がれてゆくことでしょう。
3月22日(金)〈大丸金継ぎサロン〉がニューオープン!
■4階
壊れてしまった大切な器が、金継ぎの技で唯一無二の器に生まれ変わる!
サロンでは金継ぎ商品の販売とともに、毎月3日間、金継ぎ相談会を開催します。金継ぎだけでなく銀継ぎや漆塗りなど、お客様の器にあったご提案もいたしますので、ご自宅で眠っている壊れた器や、傷がついてしまったお気に入りの器などがございましたら、お気軽にお持ちください。
※ご予約は大丸京都店ホームページで承ります。
このほかにも未来につながる取り組みやイベント、アイテムをご紹介中!
大丸京都店のサステナブルアクション「しまつのこころ」をチェック!!