銘木の端材を有効利用。 木の個性をいかす〈北山工房〉の家具づくり。
銘木の端材を有効利用。
木の個性をいかす〈北山工房〉の家具づくり。
■4月3日(水)→16日(火)
■4階暦²(こよみごよみ)
京都北山の山中にある北山工房では、家具を中心とした作品づくりに加え、時計や額、カトラリーやアクセサリーなど、木のクラフト品も製作しています。
作品の材料となるのは主に岐阜の競り市で購入した端材で、銘木の丸太からとれる一番板を除いた部分。銘木を取り扱う業者は、丸太から特上の一枚だけを取ると、残りの切り落とした部分は端材として競りに出し、売れなかった丸太は焚き木にしてしまうのだとか。
北山工房ではこのようなふぞろいな木材を、蝶のような形の埋め木で、板と板や割れた部分を繋ぎ合わせる「契り加工」を施して家具に使用するほか、家具の製作過程で出る端材もクラフト品やアクセサリーを作る材料として有効活用しています。
けやき、ウォールナット、さくら、なら、くり、ぶななど、それぞれの木の個性をいかして人に長く愛用される作品づくりをめざす北山工房の取り組みは、資源を無駄にせず、有効利用するサステナブルなものづくりの形を体現しています。
木のぬくもりにあふれた器や小物が登場!
〈北山工房〉木なり展
■4月3日(水)→16日(火)
■4階暦²(こよみごよみ)
北山工房の作家である太田浩二さんの作品をご紹介。 “木なり展”という個展名には、人より長く生きた“樹”が素材として“木になり”、端材も含めてその木の個性をいかして人に長く愛用されるよう仕上げた作品を届ける展示会でありたい、という思いが込められています。
ディスプレイベンチ(50cm×19cm×20cm×座面高10cm)エンジュ材 税込19,800円
掛け時計(24cm×24cm)かつら材 税込7,150円
テーブル(84cm×60cm×70cm)とち材 税込121,000円
サイドテーブル(50cm×50cm×48cm)ウォールナット材 税込66,000円
ゆったり椅子(45cm×52cm×102cm×座面高42cm)
左:けやき材 税込82,500円
右:ウォールナット材 税込88,000円
このほかにも未来につながる取り組みやイベント、アイテムをご紹介中!
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