7月26日・27日授業「好きな柄の風呂敷に、職人によって手作業で作られた伊勢型紙を使ってアルファベットや数字を染めてみよう!]
7月26日(土)、27日(日)だいまるきょうとっこがくえん「好きな柄の風呂敷に伝統の伊勢型紙でつくられたアルファベットや数字を染めてみよう! 」の授業をおこなっていただく「馬場染工場」さんまで、京都は伏見まで行ってきました。
馬場染工場は1913年から京都伏見にある110年続く木造合掌造りの工場で、 ひとつひとつ手作業で型を使い刷毛で染める「型友禅」で着物を染めていました。
今も昔ながらの技術で、職人が一枚ずつ丹念に風呂敷や和装小物に使う生地なども染めています。
特に京都の絹織物「丹後ちりめん」の型染めは、繊細な生地に美しく色を乗せるのは至難の業ですが、経験に裏打ちされた技術により実現しています。
馬場染工場はそういった日本ならではの素材や仕様を忠実に守りつつ、伝統的な技を使った高品質な染め物を世に届けています。
早速工場の中を見学させていただきました。
この斜めになっている長い台に生地を寝かせて型で一気に染めていきます。
国内だけで年間1万点もの手ぬぐい、ふろしきの注文があり、現在は海外からの注文も多く、フル稼働で制作されています。
また染める色もこのように工場で調合して、色々な色を作っていきます。
作られた色は調合の度合いをアーカイブしていきます。
こちらが実際に使用する塗料です。
染めあがったふろしきがこちらです。
こんなにバラエティに富んでいるとはびっくりです。
古典的な模様だけでなく、動物や果実など様々な可愛らしいデザインが多く並びます。
すごく鮮やかな色に、大胆な図柄です。
ふろしきは、竹の取っ手でバッグにもなります。
こちらが今回の授業で使用する伊勢型紙です。
こちらの型紙の上から好きなアルファベットや数字を染めていきます。
数種類の柄から好きなデザインの風呂敷を選び、名前や好きな言葉を
アルファベットで染めて、オリジナルふろしきをつくってみましょう。